第一回 短歌の会「春を待つ」

ラジオで愉しんだ、短歌の会。楽しい唄、優しい唄
順にご紹介しますね。


山菜と 新じゃが、新玉 初ガツオ
苺もあったな はよ食べたい


少しずつ、薄くなりつつ 服装の
隠せなくなる 私のおにく♡


こたつにて 湯割りと鍋を  つつきつつ
春の肴に 思い巡らす


絵馬結ぶ 湯島の梅に つがい鳥
新聞読む父 掃除する母
(受験生のご両親の想いをのせた歌です。いつも通り見守る姿にじんときます。)


梅林へ 春を探しに 行きにけり
かすかに聞こえし 春の足音


コート手に 行き交う人並み マスクはいつだ
(春になろうとしているけれど、コロナの終息が遠い、もどかしさ)


四季めぐる 明日の朝の 眠たさは
春を待つ今日 冬を越すため 


待ち遠し 桜吹雪に 想い馳せ
香り漂う 花終わる頃 


絵馬結ぶ 大丈夫だよと 蝋梅の声
(遠い場所に暮らす孫の受験を願うお婆さま、神社にお参りしたとき、蝋梅が満開で、「大丈夫だよ」と聞こえたようでした)


亡き母の 育てしバラの 手入れして
花咲く春を 待ちにけり


何着よう あなたの前では いつだって
素敵な色の 私で痛い


凍てつく風 胸元かきよせ 気がつけば
足元明るく 春の夕暮れ
(仕事帰りに、最近明るくなってきたなと、感じる歌)


晴れ着の袖 たなびく海原 希望のせ
希望のせ漕ぐ 初春の船出
(成人式の歌:海風のある町での風景)


歌読みて うふふあははと 耳に咲く
春を待つ声 もうじき夜明け


春をまつ 今亡き祖母を 思い出し
見上げた空に 木蓮の花


週一の 買い出し献立 立てながら
新玉見つけ 春を感じる


夫婦短歌、美味しい短歌、優しい短歌

短歌、俳句、日本の言葉の美しさ、朝6時からの第一回「歌の会」とても素敵な時間でした。またやりましょう。ごきげんよう。